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中国全土でネット配車サービスの競争が激化。Uber中国は競合の滴滴快的に惨敗。

2015年12月6日騰訊新聞

アメリカ発の配車サービスUberは中国市場で主導権を握るために数十億ドルの資金を投入してきたが、ライバル企業の滴滴快的との競争に苦戦を強いられている。調査会社アナリシス・インターナショナルが11月に発表したレポートによると、配車サービスを頻繁に利用するユーザーの83.2%が滴滴快的を、16.2%がUberを支持している。

滴滴快的の評価額は160億米ドルに達し、ベンチャーキャピタルから40億ドルの投資を受けている。つい先日滴滴快的が公開した最新のデータによると、同社はサービスを提供している259都市の全てでマーケットリーダーの地位を獲得している。中でも北京では市場シェア90%を占めていて、都市圏人口が約2100万人の北京において、1日あたり最高100万件の配車依頼を受けている。

滴滴快的の企業戦略部副総裁のステファン・ジュー氏は「春節前までに全国の400都市にサービスを拡大し、世界最大の配車サービスを目指します。できるだけはやく中国の全都市でサービスを提供できるように努力します。」と意気込む。

滴滴快的とUberはサービスエリアを拡大するだけではなく、共に新たなサービスも続々と開始している。滴滴快的は、Uberの「Uber Pool」に倣って、中国の大都市で「Express Pool」というサービスを開始した。同じ方向に向かう乗客が相乗りするサービスだ。滴滴快的によると、6都市で試験運用を行ったところ、1カ月で650万回の申込みがあった。その後試験運用を14都市に拡大したところ、1週間で500万回の申込みがあったという。

「Express Pool」は巨大な潜在需要を秘めている。車両とドライバーを最大限に活用すると同時に、乗客に対しては最安値でサービスを提供できる。しかし現時点でこのサービスは赤字が続いている。各ユーザーが支払う金額は低く相乗り人数が少ないと利益がでないため、同じ路線で相乗りが成立する回数に制限をかけている。滴滴快的によると相乗りが成立する確率は70%近くまで高まってきているという。

滴滴快的とUberはそれぞれ中国の巨大ネット企業がバックについている。滴滴快的はアリババとテンセントから、Uberは百度から支援を受けている。またUberは配車サービスという新たな市場で世界最大の企業になっていて、評価額が500億ドルを超え、70億ドル以上の資金調達に成功している。しかし世界各地で現地企業との熾烈な競争に巻き込まれていて、中国もその例外ではないようだ。

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