
2025年10月31日、アリババグループ傘下の「淘宝閃購(タオバオフラッシュセール)」は、新たなチェーン型コンビニブランド「淘宝コンビニ」の開業を正式に発表した。このブランドは「フラッシュ倉庫」という形式を採用し、アリババのサプライチェーンやロジスティクスを活かして、豊富な品揃え・24時間営業・30分以内配送という便利な買い物体験を店舗周辺で生活するユーザーに提供する。一般消費者向けのサービスは11月1日から開始される。
淘宝閃購の担当責任者である根仙(ゲン・シェン)氏は次のように強調した。 「私たちは既存のエコシステムとの共存共栄を堅持します。自前の倉庫を建てず、自前の店舗を開かず、加盟店と利益を奪い合うこともしません。」 つまり、淘宝コンビニはブランドライセンス方式で展開される。一定の基準を満たす優良加盟店にのみブランド使用権が与えらる。店舗資産は加盟店自身が所有し、淘宝の基準に沿って運営・サービスを行う仕組みとなる。
今後、最初の34店舗分のライセンスが、サービス品質の高い加盟店に提供される予定だ。標準的な店舗は「標準倉庫」として約1万種類の商品を扱う。また、大学キャンパス向けの「特殊倉庫」も提供され、学生ニーズに対応した商品を揃えることも可能だ。
今後、淘宝コンビニは中国全土200都市以上へ段階的に拡大予定となっている。さらに、淘宝閃購は今後1年間で20億元(約440億円)を投入し、加盟店による高品質な倉庫・店舗づくり、取り扱い商品の品質向上、物流能力の強化などを推進していく。
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