10月7日、大衆点評と美団が合併をするのではないかと報じられた。この合併が実現すると評価額約150億ドルで、レストランの口コミから映画チケットの予約まで生活サービス全般を網羅するサイトが誕生することになる。美団はアリババ、大衆点評はテンセントの持ち株会社であり、中国を代表する巨大IT企業が再び手を組むかもしれない。アリババとテンセントは今年、両社が運営する配車サービスの滴滴打車と快的打車の合併を実現している。1444265200804617.jpg大衆点評と美団の合併が実現すれば、もう一つの巨大IT企業である百度にとって手強いライバルを生み出すことになる。百度は今年6月、今後3年間で同社傘下の生活情報サービス糯米に32億元を投入することを発表したばかりだ。
中国の巨大IT企業は市場規模が1.6億ドルに達するO2O事業への投資を加速している。アリババは美団のほか、口碑に10億ドル近くを投じを020事業の中心に据えていくと発表している。テンセントは外食デリバリーの餓了麼に投資を続けている。O2O事業をめぐる巨大IT企業の争いは今後も目が離せない。
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