大手IT企業の人材採用方針に続々と変化が。百度では大規模な社会人採用を一時的に停止。

10月20日、百度は大規模な社会人採用を一時的に停止することを公式に発表した。今後の社会人採用はトップレベルの人材に絞り、少数精鋭で採用していく予定だという。なお新卒採用については計画通りに進めていくことを強調した。

「効率を追求していくことはインターネットの本質的な考え方です。小さなチームで大きなことを成し遂げるということが百度が追い求める人材採用の価値観です。我々は組織の生産性をより一層高めるために、大規模な社会人採用を一時的に停止しますが、新卒採用には一切影響はありません。なお優秀な社会人の方は今後も少数精鋭で積極的に採用をしていきます。」

百度CEOの李彦宏氏は来週の月曜日、上海の復旦大学での会社説明会に参加し、学生と交流する予定があるという。

百度は2000年の創業以来、15年にわたり業務の拡大を続けてきた。近年の急速な成長で、現時点で従業員数は5万人を超えている。

先日アリババも、グループ内の人材戦略変更のため2016年の新卒採用数は減る見通しだと発表した。従来は新卒として3000人以上を採用していたが、来年度は400人ほどになる予定だという。