2016年3月9日、huawei" target="_blank">ファーウェイ(HUAWEI)が独自のモバイル決済サービスを開始することを発表した。サービスの名称は、アップルやサムソンのサービスと同じ形式で、「Huawei Pay」と名付けられた。Huawei Payは中国のスマートフォンメーカーが運営するモバイル決済サービスとしては初めての試みとなる。
この発表からさかのぼること数日、ファーウェイは中国銀行とHuawei Payに関する提携契約書に署名した。「中国のモバイル決済市場は驚くほどのスピードで拡大しています。スマートフォンとキャシュカードの結合は、支払いを簡単にして安全性を高めるだけにとどまらず、提供できるサービスの幅は今後更に広がり、とても大きなインパクトをもたらすでしょう。最終的には消費者により良いサービスを提供するということが目的です。」ファーウェイ・セールス社のCEO余承東氏はこのように話している。
中国におけるモバイル決済サービスの競争は日に日に激しさを増している。スマートフォンメーカーでは米アップルが2016年2月18日に「Apple Pay」を中国でサービス開始した。韓国のサムソンは2016年2月24日に「Samsung Pay」の試験運用を開始している。中国国内メーカーでは小米(シャオミ)や魅族もモバイル決済サービスの準備をしているのではないかと噂されている。
しかしながら中国では支付宝と微信支付の2大モバイル決済サービスが市場をほぼ独占している。後発のスマートフォンメーカーがこれらの巨大サービスの牙城を崩すのはそう簡単なことではないだろう。
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