2016年3月14日、優酷土豆グループはこの日開催された臨時株主総会で、昨年の11月から手続きを進めていたアリババグループによる完全子会社化が4月初旬に完了することを発表した。この手続きが完了すると優酷土豆グループは現在上場しているニューヨーク証券取引所から上場廃止される。
2015年11月6日、優酷土豆グループはアリババグループによる完全子会社化に関して合意に達したことを発表した。完全子会社化に向けてアリババは1株当たり27.6米ドルで優酷土豆の公開済み株式を取得する。当時アリババが既に保有していた株式を除いて、優酷土豆の残りの株式の取得に47.7億米ドルを支払う。優酷土豆は11億米ドルの現金預金があったため、実際に株式取得に費やされる金額は36.7億米ドルとなる。この決定に対し、優酷土豆の株主の99.8%が賛成票を投じたという。
優酷土豆グループは従業員に対し、アリババによる買収完了後も優酷土豆は依然として独立した運営を続けることを通達している。社内組織、進行プロジェクトや外部提携に関しても変化がないという。なお買収後も引き続き古永锵氏が董事長兼CEOを務める。
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