日本文化の影響を受けて中国の若者の間でも痛バッグの人気が高まっています。痛バッグは中国語でも日本語と同じように『痛包』と呼ばれています。個々がカスタマイズがしやすいように、側面に大きな透明ポケットが付いているタイプが多いようです。中国の若者たちはそこに自分の好きなアニメキャラクターのぬいぐるみや缶バッジなどを付けて、自分だけのオリジナルバッグを作り上げます。

中国の北京にある中国国家博物館が2024年7月に発売した金属製冷蔵庫マグネットです。同博物館が所蔵する「明孝端皇后九龍九鳳冠」を元にデザインされた造形は思わず見とれてしまう美しさを持ちます。9月にはスマートフォンアプリで楽しめるAR機能が追加されたバージョンが販売されました。これら2つの商品は販売開始から4か月間で50万個以上を売り上げ、同博物館の歴代グッズの中で最大のヒット商品になっています。

日本では厄除けをしたり、運気を上げたりするために赤いパンツを履く人が多いですが、中国では古来から年男・年女の人が赤い下着を身に着ける風習があります。特に中国の正月である春節前後には赤い下着を買い求めたり、ギフトとして送ったりする人が多く現れます。元々赤を好む国民性から、赤いパンツや下着、タンクトップなどの品ぞろえは群を抜いているように見えます。

サンダルの両側にキョトンとした丸い目が取り付けられ、つま先に開いている穴が口のように見える魚の形をしたゴムサンダルです。何を考えているのか分からない表情は不気味ですが可愛いらしく、履いて歩けば多くの人の目を引くこと間違いないアイテムです。中国では2024年の夏に弱冠17歳ながら東京・パリと五輪を連破した女子高飛込選手の全紅嬋が、オリンピック会場で履いていたことで注目を集めました。