2016年7月29日、中国のブロードバンド発展連盟は2016年第2四半期の「中国ブロードバンド速度状況報告書」を発表した。この報告書によると上海市の平均ダウンロード速度は13.21Mbpsとなり全国で初めて13Mbpsを突破、上海市は省級行政区(直轄市、省、自治区)のランキングで全国首位を堅持した。
2016年第2四半期、全国の16省級行政区で平均ダウンロード速度が10Mbpsを超えた。これは全国にある省級行政区の半分を占める。直轄市と省都のランキングでは上海、北京、成都、南京、天津がトップ5に並んだ。全国各地のブロードバンド速度がおおむね10Mbpsを超えたことから、中国のブロードバンドは「10メガ時代」を迎えたと言ってもいいだろう。
中国国務院は2015年に「高速ブロードバンドネットワーク構築によるインターネットの速度改善とコスト削減に関する意見書」を発表した。それ以来、国の関連部門はブロードバンドの速度改善とコスト削減を推し進めてきたが、その結果が現れてきていることがわかる。
報告書のデータによると2015年の1年間で中国のブロードバンド速度は2倍近くになった。それがさらに2016年第2四半期の時点で2015年末と比べて25%以上も上昇した。これによりユーザーがブラウザでページを読み込む時間は42%減少し、動画ストリーミング速度は18.5%上昇した。
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