2016年5月25日、北京市公共交通機関のICカード(一卡通)を管理する市政交通一卡通公司は、通信キャリアと提携して「エアカード」のサービスを開始することを発表した。「エアカード」は、従来の非接触型ICカードの代わりに、NFC(近距離無線通信)が搭載されたスマートフォンを利用して、公共交通機関に乗車できるようになるサービスだ。簡単に言えば、ICカードを持ち歩かなくても、スマートフォンを改札にかざして地下鉄に乗車したり、スマートフォンでタッチしてバスの運賃を支払うことができるようになる。
「エアカード」の利用にはNFC機能を搭載したスマートフォンと、通信キャリアで発行される一卡通機能のついたSIMカードが必要だ。ただし中国国内でNFC規格が統一されていないため、通信キャリアが指定するスマートフォンを利用する必要がある。華為、魅族、サムソン、小米など、大手メーカーが販売するAndroidモデルの多くは問題ない。アップルはNFC機能をサードパーティに開放していないため、現時点でiPhoneでこのサービスを利用することはできない。
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