京東グループは、同社傘下のネット宅配サービス京東到家がクラウド物流プラットフォームの達達と合併の最終協議に入ったことを発表した。
合併協議完了後に、京東グループは2億米ドルを新会社に出資し、株式の47.4%を取得する。これにより京東グループは新会社の筆頭株主となる。新会社の組織としては、達達CEOの蒯佳祺氏はCEOに、京東到家総裁の王志軍氏は総裁に着任する。なお合併後も京東到家と達達はそれぞれのブランド名のもと独立した運営が維持される。
京東到家は京東グループが2015年4月に開始したネット宅配サービス。ユーザーが専用アプリから申し込むと、ユーザーの位置情報をもとに2時間以内に生鮮食品や日用品を配達する。わずか1年の間に13都市にサービスを拡大し、300万人以上のユーザーにサービスを提供している。
達達は2014年5月に創業したクラウド型物流プラットフォーム。「最後の3kmをカバーする」という理念のもと、配送センターからユーザー宅までの最終配送を請け負う。専用アプリから申込み、審査を通過すれば誰でも配送員になれるのが特徴。配送員が空いた時間に宅配をすることで低コストのサービスを実現し、中国全土の37都市にサービスを展開している。現時点で130万人の配送員を擁し、1日あたりの配送は平均100万回に達している。
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