9月24日、「Think Mobile with Google(Googleとモバイルを考えよう)」をテーマとしたイベントが北京で開催された。Googleはこれまでも国外で同様のイベントを開催してきたが、中国に住むアプリ開発者に向けてこのようなイベントが開催されるのは今回が初めての試みだった。1444010547951549.jpg
当日の主な内容はGoogleが運営するモバイル広告について。2009年11月9日、Googleは7.5億ドルでAdMobを買収し、モバイル広告の分野に参入した。Admobは当時200国以上でサービスを提供するアメリカ最大のモバイル広告プラットフォームだった。
「現在世界中で既に65万人の開発者がAdMobを利用していますが、そのうち15万人は中国の開発者です。」。9月24日の午後、Googleの外部提携部門の副責任者スコット・シェーファー氏はメディアの取材に対しこう答えた。「私たちは、今後も世界中で事業を拡大していくために、AbMobが中国の開発者のお役に立てることを期待しています。」。スコット・シェーファー氏は、現在モバイル広告の市場規模は約700億ドルで、2019年には2000億ドルに達すると予測している。モバイルインターネットの成長に伴い、Googleはモバイル広告への投資を拡大し、モバイル広告のエコシステムを整備することに力を注いできた。
スマートフォンが次第にパソコンの利用を侵食していく過程で、パソコン時代のインターネットを制したGoogleは新たなビジネスモデルに向けて挑戦をせざるおえなかった。この挑戦はモバイルインターネットにおけるアクセス流入経路の変化に起因する。例えば、人々は欲しいものがあるとき、Googleで検索するのではなく、直接Amazonにアクセスして買いたい商品を探す。Facebookは従来のポータルサイトとは違い、ユーザーの年齢、性別、職業、趣味などからユーザーが興味を持ちそうな広告を表示する。自分が欲しいものを見つけるのにGoogleで検索する人が減ってきているのだ。
ただしGoogleのAndroidは世界中で優勢を維持しており、モバイル時代の新しいビジネスモデルを作り上げることに成功した。世界中でAndroidは80%を超えるシェアを占めている。AndroidのアプリマーケットであるGoogle Playは多くのアプリ開発者とユーザーを結びつける場所であり、広告主にとっても大きな価値のある場所なのだ。
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